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きっと明日も一人で生きていく

 CM運営チームの秋人です。
 今日の記事は、自サイトの日記を転載します。愚痴です。

 月曜から今日に掛けて、どう言う訳か疲れが溜まってしまって、気を抜いたらその場で寝てしまいそうだ。 クッションフローリングの床に、ばったりとスーツ姿のまま倒れこむのは中々それっぽいが、本当にそうなってしまった場合……  翌朝皺になっただの、やれ寝坊しただのと賑やかになること請け合いだろう。
   対処法として思いついたのは、帰ってきてから汗を流し、一時間だけ仮眠を取ることであった。一時間寝て、 それから夕食を作り一人で食べ、食器を洗い、空いた時間で執筆などを行うのである。今も眠い。
   さて、Webをうろうろしていた時。ふと、高校の卒業式前日を思い出した。
   どいつもこいつも楽しそうな雰囲気を醸し出していると言うのに、 自分一人がえらくアンニュイだった事を覚えている。仲の良かった女友達と、ちょっと長話の一つでもしたかったがそんな事もせず、 またちょっと話に付き合ってくれないか? とも聞かなかった。その辺りどうしてそうしなかったのか記憶にないので、 憶測になってしまうのだが、あの頃自分の中に情熱や他者と関わって行こうと言う意欲が全くなかった。
   一人で生きて、一人で死んで、まぁ? 気楽なもんじゃないか。そんな事を考えていたような気がするし、 孤独は二人で分かち合えないものだとか。
   そして、追憶から現実に帰り、今の自分を見つめなおした。
   新しい仕事に打ち込み、どう考えてもウマの合わない新しく入った同僚に対して、何かと声を掛けている。 誰に対しても、人懐っこく接し、まじめに物事に取り組んでいる、と思う。
   全く馬鹿げている。誰だコイツは、本当に自分なのかえ?
   いつか忘れたが、夢を見たことがある。仕事に真摯に打ち込んで、 好きな人と結婚して良い母親には性別上なれない以上、良い父親であり良い夫になりたい。例え、自分の連れ合いより先に死ぬとしても、 貴方は最高のパートナーだった逝ってしまうのが辛い。そう言われながら死に望む。
   どでかい飴のような、ありふれた幸せは諦めた。本当は、 そういう物が一番欲しいのに叶いはしないと諦めることにした。
   そして、自分と同じ歳の人間が愛し合って同棲なり、結婚なりをしている事。 それを途方もなく偉大な事だと思ったのだ。だから、きっと自分は明日も一人で生きていく。人間は一人で生まれて一人で死ぬ。 いつか誰かの小説に出てきた言葉が、サクリと自分の胸に刺さるのを感じたのだ。

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